症状の特徴

デスクワークによる長時間に渡って同じ姿勢を取っている方。
主婦の方で料理、洗濯、掃除など同じ姿勢を取っている方が肩こり訴えられることが多いです。
放置しておくと、その延長線上に五十肩、頭痛、首の痛みなど症状の悪化につながるケースが多いです。

原因

一見、肩だけが悪くなっていると思われがちですが、
実は肩以外の部位にも原因が見受けられるケースが大半です。
例えば以下のものが挙げられます。

  • 頚椎の歪み
  • 肩甲骨の動き
  • 腕の筋膜の緊張
  • 猫背
  • 内臓

処置内容

カウンセリングで日常の生活様式をうかがいます。
負担がかかる姿勢や癖がないかなどの話をうかがいます。
次に姿勢検査、動作検査と、触診検査の3つの検査を行い、肩こりの原因箇所を特定します。

姿勢検査

姿勢検査では、主に猫背の度合い、首のカーブの度合い(ストレートネックかどうか)
巻き肩(肩が前に入ってしまっているか)を特にチェックします。
肩こりで悩んでおられる方の大半が、猫背になっています。
普段の姿勢と、正しい姿勢を患者さんご自身の身体で体感していただき、
写真を撮り確認していただきます。

動作検査

以下の動作で痛みやコリ、動きに制限がないか検査を行います。
頚椎の回旋・側屈・伸展・屈曲

触診検査

筋肉の状態を把握するために、全身を触診検査します。
肩だけではなく、首、腕、肩甲骨、骨盤などの離れた部位にも
原因がないかチェックしていきます。

施術の流れ

以下の施術の流れで行います。

  • 背骨調整
  • 骨盤調整
  • 筋膜調整

背骨、骨盤のゆがみが解消され、筋膜に柔軟性が出ます。
その結果血行が良くなることで肩こりが解消されます。
それだけではなく、肩こりが出にくい体ができてきます。

肩こり1つとっても、様々な症状を引き起こします。
頭痛、めまい、五十肩、頚椎症、手のしびれなどです。
意外なところでは肩こりが腰痛を引き起こすこともあるので
肩こりの解消と同時に、腰痛が解消されるケースもあります。

また、女性の肩こりに多いのが、姿勢不良と肩周辺の筋力不足が同時に起きることで、
慢性的な肩こりとなっているケースです。
この際は筋力が特に弱くなっている筋肉を検査で検出し、
筋力をつけるためのトレーニングをお伝えします。