整体豆知識その90!【磁気マグネットのついたシールは肩こりに効くのか?】

CMなどでもお馴染みの商品、小さなマグネットを肩に張り付けておくだけで肩こりが取れるというものを皆様はご存知でしょうか?

肩こりがひどくてご来院になる患者様のなかには
「あれを使用してたんだけど全然効かなかった」
という人と
「なんとなく効いてたような気がする」
という人に分かれます。

私たちの皮膚はとてもよくできていて、少しの刺激にもきちんと反応することができます。
磁石を当ててその磁気を感じた皮膚は、その効果を受け取って実際に血行が良くなったかもしれません。

しかし、問題なのは「どこまで届くか」です。

私たちの身体は
(1)表皮
(2)真皮
(3)皮下脂肪
(4)筋膜
(5)筋肉
という5層構造でできあがっています。
この5層のなかで、実際にこっているのはどこでしょう?

もちろん、5層目の筋肉ですよね。
しかも筋肉も表面のほうではなく奥の方にコリがある方もかなり多くいらっしゃいます。筋肉も「層」になっているからです。
市販されている小さなマグネットでは、この5層まで磁力が到達しません。
つまり、あれで肩こりは治らないということです。

ではなぜ「効いた」という人と「効かなかった」という人に分かれるのでしょう?

その答えが、真皮です。

真皮には神経も血管も通っているので、その部分が磁力を受け取ると血行が良くなり、効いている感じが得られるのです。

マグネットや他の磁気治療器にもいえることですが、それらの力が真皮に届くと、真皮のなかの血管や神経がそれを受け取って「効いてる!」という印象を与えるのです。

効いていると思えるものを使うことで気分よく過ごすことができますので、効果を感じられる方はお使い続けられるのも悪くはないと思います。

ただ、真皮がどんどんマグネットなしではいられなくなってしまう(自分の力で血液を流していくのを忘れてしまう)のはよくありません。
それに、マグネットなしではいられないくらいの肩こりは、市販のもので対処するよりもしっかりした整体院などにお通いになるのがおすすめですね(笑)

整体豆知識その90!【磁気マグネットのついたシールは肩こりに効くのか?】