お腹のせいで腰痛になる!?

腰痛というと、ほとんどの皆様は「腰が原因だ」とお感じになると思います。接骨院や整形外科でさえ腰に湿布を貼ったり、腰を揉んだりしてなんとか対処しようとされますが、本来の原因が腰ではない場合も多くあります。
意外に思われることが大変多いのは、腰痛の原因がお腹にあるという場合です。

お腹の筋肉が緊張してカチカチに堅くなってしまうと、くっついている大腰筋がググッと前に引っ張られてしまいます。
喩えるなら、生のエビをお鍋で茹でると、エビのおなか側(脚のあるほう)がギュッと縮まり、背中側がピンッと張って丸くなりますよね。
人間の腹筋と腰痛の関係はそれと同じようなイメージです。おなか側が縮まると、背中側が伸びて動きをサポートします(逆に上半身を後ろに反らすことが出来ない人は、おなか側の筋肉が完全に張って硬化している状態といえます)。
骨と筋肉はくっつき合っている状態なので、背中側の筋肉が伸びたり突っ張ったりすれば、背骨や骨盤などの骨も正しい位置ではいられなくなります。
つまり、お腹の筋肉が背中側の筋肉にまで悪影響を及ぼして、骨の位置まで変えてしまっているということになります。骨の位置が変わってしまうことで、腰痛を強くお感じになるのです。

どうしてお腹の筋肉が堅くなるかは、日々の身体の使い方や疲れの蓄積、お腹の筋肉の緊張などが考えられます。また、内臓の機能がちょっと弱っていると、自然とお腹を守るような前傾姿勢になりがちになります。これらは腰痛の原因が腰の周辺にはないという代表的な例です。

5.お腹のせいで腰痛になる!?